認定NPO法人 フードバンク湘南 様(神奈川県平塚市)
神奈川県の湘南を中心に、フードバンク活動をされている「フードバンク湘南 様」 に導入いただきました。
御団体に関して
どのような団体ですか?
2017年に市民活動団体としてスタートし、2021年に、神奈川県の指定特定非営利活動法人としてNPOの認定を受けました。当初は「フードバンクひらつか」という団体名でしたが、2021年からは「フードバンク湘南」と改め、活動しています。
平塚市を中心に湘南地区の行政や社会福祉協議会等と連携を図り、ボランティアスタッフを中心に、お互いさまの気持ちを忘れずに活動しています。
普段は、どのような活動をされているのでしょうか?
食品ロス削減を目的として、企業や一般家庭より食品の寄贈を受け、それらの食品をひとり親家庭や支援を必要とされる方に無償で提供することにより、貧困問題の解決を目指しています。
また月一回程度、フードパントリー(食品の無料配布)も開催しています。 当初は来場者数が100名程度でしたが回数を重ねるごとに300名近くになったため、予約制にするなどして対応しております。横浜や小田原など遠方からも来場されます。
フードバンクシステムに関して
「システムを導入しようかな」と思われたきっかけは何でしたか?
平塚市環境部より協働事業のお話をいただき、(株)アクアリーフ様にフードバンクシステムを開発していただける運びとなりました。
以前より在庫管理を手入力で行っていることをアクアリーフ様が心配してくださり、使いやすいように随時修正をいれながら開発していただきました。 とても大事な機能がつまったシステムですので、システムを導入させていただきました。
システムを導入していかがでしたか?
以前は手入力での在庫管理を行っていましたので、アプリでの在庫管理を行うことにより時間の短縮になっています。どの食品が、どのご家庭に届いたかも調べることができますし、食品管理をしっかりすることで、法人としての信用度が高まります。
具体的には、企業や一般家庭より寄贈を受けた食品をアプリに入力し、食品や賞味期限ごとに棚に置きます。ご家庭の人数やアレルギーの有無などを確認しながら、決まった数の食品をアプリに入力しながら箱に詰めます。
詰め終わった食品をひとり親世帯へ配達したり、お受け取りに来られる方にお渡しします。行政から依頼のある生活に困窮されている方へも随時対応しています。
システムを導入し、年度末などの各報告書への様々な数字を出すことも容易になり、導入させていただいて本当に良かったと思っています。
「フードバンク湘南 様」インタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました。
団体プロフィール
都道府県 | 市町村 | 団体名 |
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神奈川県 | 平塚市 | フードバンク湘南 |