フードバンク事業に必要な5つの業務
❶ 入庫処理

食品(寄贈品)・在庫情報を登録
支援者から寄付された食品(寄贈品)の「日付」「提供元」「食品分類」「食品数量」「賞味期限」「アレルゲン」といった、情報を登録・管理することができます。

バーコードリーダーを利用した入庫作業
入庫作業では、寄贈品のJANコードを読み取り、受け入れ個数等を登録します。その際、支援者情報も合わせて登録することによって、「いつ、誰から、何を、いくつ」頂いたか登録することができます。※1
JANコードから商品情報を呼び出すことや、JANコードが無い食品(農家様から直送の野菜等)でも、情報を登録し入庫処理を行うことが可能です。
※1:事前に商品や支援者等の情報を登録する必要があります。(5 活動実績管理にてご紹介)

寄付品と管理用バーコードの紐づけ
入荷した食品は、出荷作業での利用や在庫情報を確認する為に、システム独自の「管理用バーコード」と紐づけます。
こちらのバーコ―ドを読み取ることで、登録した様々な情報を呼び出すことができます。
❷ 在庫管理

分類別・寄贈品別在庫数表示
支援者から寄付された食品を「米」「主食」「乾めん」といった食品分類ごとや、寄贈品別に在庫数を表示することが可能です。総内容量も把握でき、どの商品の在庫がどれぐらいあるかを一目で把握できます。
また、賞味期限(期限切れ、14日、30日、60日)ごとに表示されますので、寄贈の優先順位を決める際にも役立ちます。
❸ 出庫処理

支援分類ごとに出庫処理
「フードパントリー」や「子ども食堂」など、支援分類ごとに処理が可能です。「いつ」「誰に」「何を」「いくつ」渡したのか、登録することができます。作業工程がステータス化されているため、受贈者に対して、寄付品をピッキングしてるか、引渡し済みなのか、作業状況を一目瞭然に把握できます。
また、商品のピッキングは「管理用バーコード」をピッとスキャンしていくだけで完了し、在庫数も自動で減るので、情報を手入力する手間がありません。
1 入庫処理で紐づけた「管理用バーコード」を利用することにより、各作業時の入力の負担を軽減します。
❹ 活動実績管理

帳票(活動実績データ)出力
支援者から寄付された食品数量、寄付された食品をいつ誰に引き渡したかの、帳票(実績データ)が出力できます。この帳票を支援企業に提出することで、企業側が寄付した食品の価額を「全額損金」に算入できます。
❺ 各種情報管理

フードバンク業務に関わる情報管理
以下の情報を管理します。
機能 | できること |
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利用者(受贈者)管理 | 「利用者氏名」「支援分類」「アレルギー」「自炊可否」「ライフライン」等を管理します。アレルギーがある方には、アレルギーにならない食品の提供、自炊が不可の方には加工食品を提供します。 |
支援者・支援依頼元の管理 | 「氏名(法人名)」「依頼元区分(法人・個人)」「担当者名」等を管理します。 |
スタッフ管理 | システムご利用団体(ユーザー)に所属する方の「氏名」「スタッフ区分(スタッフ、ドライバー、自治体等、管理者)」等を管理します。 |
倉庫管理 | 寄贈品を保管する「倉庫名」「住所」「電話番号」「FAX番号」「住所」等を管理します。倉庫ごとの在庫数量も確認できます。 |
寄贈品管理 | 「内容量」「寄贈品名」「保存方法」「食品分類」「商品画像」「食物アレルギ―」といった情報を管理します。 |